私たちの住まう建築物の外壁は、常に様々なものの影響を受けています。
昼間は強烈な太陽光、日が暮れると気温は下がり夜露にぬれ、雨の日は水浸し、風の強い日は砂ほこりが舞い、雪の日は異常に冷えた外気にさらされます。
住まいの外壁の塗り替えの目安は、7〜10年といわれています。
たかが外壁と侮ってはいけません。例えば、統計による日本の住宅の耐久年数はおよそ30年です。それに対して外壁用のペンキは7〜10年。
つまり住宅の一生の間に2回〜3回の塗り替えが必要になりますが、仮にもともと30年の耐久年数のある建物を1回も塗り替えないでそのままにしておけばその建物は30年ももたないのです。
汚れだけならまだしも、壁のひび割れや鉄部の錆は住まいの赤信号。放っておくと住まいの劣化は急速に進んでしまいます。